算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

五つの本能

陰占           陽占

乙 庚 丁                    鳳閣星 天禄星

巳 戌 卯   調舒星 司禄星 貫索星

        天恍星 牽牛星 天庫星

 

人間が生きて行くにはどうしても必要な五つの要素があります

算命学独特の表現でそれを五本能と言います

人間は誰でもこの五本能を使って生きています

  習得本能(知恵本能)

  守備本能

  伝達本能

  引力本能(魅力本能)

  攻撃本能(行動本能)

 

そして十大主星は二つずつこの五本能に分類されます 

  習得本能(知恵本能)・・・玉堂星、龍高星

  守備本能      ・・・貫索星、石門星

  伝達本能      ・・・鳳閣星、調舒星

  引力本能(魅力本能)・・・禄存星、司禄星

  攻撃本能(行動本能)・・・車騎星、牽牛星

 

習得本能は未知の事を知りたい学びたいという本能です

守備本能は自分・家族・社会を守ろうとする本能です

伝達本能は表現したい生み出したい本能です

引力本能は好かれたい気に入られたい本能です

攻撃本能は行動しよう頑張ろうとする本能です

 

この五本能の観点から例題の方を観ると魅力本能と伝達本能がメイン

そして行動本能と守備本能があり知恵の本能はありません

無いというのは全くないのではありません

あるにはあるのですが星としては出ていないだけです

 

私も算命学を学び始めた当時

人体図にない星はその本能が無いという事なのか?

と質問をした事があります

答えは場所として本能を持っているというものでした

 

この五本能の星は人体図の縦横五か所に人それぞれで配分されます

極端には同じ本能の星ばかりの人もいるわけです

与えられた本能は一つ切りという事になります

 

しかし算命学では人体図の縦横五か所は五本能の定位置があると言います

  頭:習得本能

  胸:引力本能

  左手:守備本能

  右手:攻撃本能

  腹:伝達本能

 

なので全ての人の人体図には場所として五本能は備わっていますし

巡りくる年として五本能の星が定期的に回っても来ます

この辺の詳しい説明は中級以降になりますね

今回は扱わない事といたします

 

次回はこの五本能から例題の方を観ていきます