算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

①荒木飛呂彦さんの陽占から五本能を考える

今回は日本のみならず

海外でも高い評価を受けている

漫画家の荒木飛呂彦さんです

ジョジョ・・・」の連載第一回は

私も良く覚えています

 

荒木飛呂彦 1960年6月7日生(61歳)

【陰占】       【陽占】

丙 壬 庚       禄存 天報

寅 午 子    鳳閣 調舒 牽牛

戊 己 癸    天貴 車騎 天将

丙 丁 

甲     戌亥天中殺

 

・五本能

算命学の独特の考え方に

五本能というものがあります

算命学で言う本能は

食欲や性欲という肉体的本能ではなく

人間の本性と言った方が

分かりやすいかと思います

 

五行論で全ての事物を五つに

分類するので

この本能も五つに分類します

木:守備本能

火:伝達本能

土:引力本能

金:攻撃本能

水:習得本能

 

これらの本能の一つでもなければ

人として生きて行く事が出来ません

 

五行の相生関係と同様に

この五本能も相生関係にあります

 

原始時代のイメージで書いてみましょう

守備本能は命を維持する本能です

そこが確立されてこそ伝達本能という

子孫繁栄が可能になります

家族が増えて生活必需品も必要になり

手に入れようとします

これが引力本能です

生活のレベルが上がれば

次は外に意識が向くようになり

冒険(開拓)もするでしょう

その結果人々から讃えられます

これが攻撃本能(行動本能)です

そうすると新しい知識(経験)も手に入ります

習得本能ですね

その知恵は生きる次元を更に引き上げ

より安楽な生活を生み出します

そして守備本能に繋がって行きます

 

というわけで

少々乱暴なストーリーですが

相生の流れを感じて頂ければと思います

 

・荒木さんの五本能

荒木さんの陽占は

伝達本能→引力本能→攻撃本能

こういう流れになっています

星で言えば

 伝達本能=鳳閣・調舒

 引力本能=禄存・司禄

 攻撃本能=車騎・牽牛

 

陽占でこの様に星が綺麗に流れれば

心にストレスは少なくて済むでしょう

 

もし相剋する本能(星)しかなければ

心に葛藤などが起きやすくなります

例えば習得本能の星(水)と

伝達本能の星(火)しかなければ

精神的に消耗が激しいでしょう

しかしそれはエネルギーでもあるので

一概に悪いとは言えないのです

 

芸術は心の葛藤から生まれますし

精神的ぶつかり合いが

その人の能力や魂を

磨く事にもなります

 

・五本能の場所

五本能は人には必要なものですが

必ず星として全て揃う

という訳ではありません

その場合の理解の仕方ですが

五本能の定まった場所が

必ず人体図にはあるという理解です

なので全ての人は

場所として五本能を持っている

という事になります

 

北:習得本能

東:守備本能

南:伝達本能

中央:引力本能

西:攻撃本能

 

その場所にある星で

この本能を発揮すると考えます

 

「note」始めました(甘利幹事長について書いています)