算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

貫索星は頑固な星

陰占              陽占 

乙 庚 丁                   鳳閣星 天禄星

巳 戌 卯    調舒星 司禄星 貫索星

         天恍星 牽牛星 天庫星

 

貫索星は頑固な星です

  貫索星は独立心が強い人、意志が強い人、単独行動が得意

  マイペースな人、頑固な人、一度決心したら何と言おうと変えない

  協調性に欠ける、やりたい事は自分一人でやった方がやりやすい

良く表れた貫索星は頼もしい人ですが

悪く表れた貫索星はわがままで周りから孤立しがちです

 

繰返しになりますが星自体に良い星や悪い星があるわけではありません

その人が自分の持っている星を如何に輝かすかが勝負なのです

もしかしたら眠っている星があるかも知れません

上手く消化出来ていない星があれば先々の運勢にも影響が出て来ます

星を生かすの殺すも私次第という面があります

という事は私の人生は一方的に天から与えられているのではなく

私自身の生き方で作って行くものだとも言えるのです

 

難しい話になりますが運勢鑑定はその人の宿命(陰占、陽占)と

その人の生き様の両方を観ないと分からないのです

もし宿命(陽占、陰占)だけを観て良く当たっているとすれば

その人は宿命通りに生きて来た人であり

もし当たっていなければ

その人は宿命を消化して来なかった人だったかもしれません

 

貫索星や天将星などがある人は初年期(生まれてから20代くらいまで)に

どういう環境でどのように育ったかで後々の人間性に大きな違いがあります

甘やかされて過保護に育てられれば我儘な大人になるでしょうし

鍛えられて育てられたなら頼もしい大人になる事でしょう

本人のせいというよりも幼少期の環境や親の育て方の影響だと言えます

 

なのでその人を鑑定するにはその人の家族や環境も良く分かっていないと

間違ってしまいます