算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑮堺雅人さんは二面性を内包している人です

堺雅人

1973年10月14日生(49歳)

【陰占】    【陽占】

 壬        天南

 戌    禄存  貫索

     天庫 石門 天堂

乙 丁 辛

己 戊 己 (申酉天中殺)

 

・納音(なっちん)②

算命学では

宿命に納音がある人は

用心深い人であるとか

秘密主義の人だとか言われます

 

年干支と日干支の納音は

先回説明したように

親と自分の関係から見る事も出来ますが

対社会と家庭で見せる顔が違う人

という解釈も出来るでしょう

あるいは

仕事の事を家庭には持ち込まない人

という解釈も出来るでしょう

 

先回

宿命に納音があるのは

相反するものが

共存する姿だと紹介しました

それは

二面性を持った人間だ

という事を意味します

二面性を持つ事によって

むしろ安定する人なのです

 

その点に関しては

三谷幸喜さんが

堺さんを次のように評している事が

的を得ていると思います

 

 「堺雅人という役者の最大の面白さは

 その『矛盾』にあるように思うのです

 明るいのに暗い

 笑っているのに笑っていない

 賢いのにどこか抜けている

 熱いのにクール

 クールなのに熱い

 相反する二つの要素を

 同時に抱えた人物を演じる時

 堺雅人という俳優は

 驚くほどの輝きを見せます」

 

堺さんの宿命納音の姿を

見事に言い当てています

 

現在

堺さんが「VIVANT」で演じている

乃木という人物は

出世競争で遅れを取った

駄目商社マンでありながら

裏の顔は超一流のスパイです

 

また幼少期の影響で

弱気と強気の

二重人格のような人物設定に

なっています

 

正に宿命納音の人物ですね

 

【note】はここからお入りください。「宿命・環境・時」について書いています