算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑮井ノ原快彦さんは傷官格です

・井ノ原快彦(45歳)

1976年5月17日生

【陰占】    【陽占】

己 癸 丙      玉堂 天堂

巳 巳 辰   調舒 調舒 石門

戊 戊 乙   天将 禄存 天将

  癸

丙 丙   戌亥天中殺

 

・調舒星

既に紹介したように

調舒星は繊細でロマンチストな星ですが

反骨心や反抗心も隠し持っている星です

なので十大主星の中で

もっとも複雑で捉えにくい星なのです

 

反骨心や反抗心に着目すれば

幼少期に貧乏であるとか

困難な状況に置かれて育てば

この調舒星は

「なにくそ!」

「今に見ていろ!」

とその悔しさや惨めさを

バネにして将来輝くようになる

そんな要素を持っています

 

同じ伝達本能の星でも

鳳閣星は穏やかで恵まれた環境で

育つのが理想ですが

調舒星は反対ですね

もし調舒星が恵まれ過ぎたら

骨が無い人になるかも知れません

 

・玉堂星の意味

傷官格になる条件の一つに

玉堂星が一つある事という条件があります

なぜでしょうか?

 

調舒星は打たれて剋される環境こそが

伸びて行く環境だと書いてきましたが

人体図の構図上でも

調舒星を剋してくる星があった方が良い

という解釈になります

調舒星は陰の火なので

陰の水が七殺という強い剋になります

陰の水は玉堂星ですね

 

調舒星は見た目は大人しそうですが

内面には激しいものを持っているので

剋される事でその力が表面に出てくる

とも言えます

 

・傷官格の意味

傷官格は情熱を燃やし尽くすものがあってこそ

最高に力を発揮する格です

何かに必死に打ち込む事で伸びて行きます

スポーツでも芸能でも仕事でも良いでしょう

 

その為に

内面の情熱が引き出されなくてはいけませんから

剋される環境(体験)や剋す星が必要なのです

 

井ノ原さんは見た目にはソフトで

控えめな印象ですが

どうしてどうして

内面の情熱は相当のものがあると思われますし

悔しさをバネにしてきた経緯があると思います

 

【note】はここからお入りください。「胸の星」について書いています。