算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑧井ノ原快彦さんは定位置の北に玉堂星が出ています

・井ノ原快彦(45歳)

1976年5月17日生

【陰占】    【陽占】

己  丙      玉堂 天堂

巳 巳 辰   調舒 調舒 石門

戊 戊 乙   天将 禄存 天将

庚 庚 癸

丙 丙 戊  戌亥天中殺

 

・北の玉堂星

玉堂星は習得本能です

五行では水性ですね

伝統的な事を学び吸収しようとする星です

 

玉堂星の定位置は北になりますが

皆がそこに玉堂星が出るわけではありません

しかし

井ノ原さんは定位置に玉堂星があります

(東の石門星も定位置でした)

なので玉堂星が生かしやすいと言えます

 

北の位置は親の場所という意味がありますが

親だけではなく祖父母や先祖まで含みます

そこに習得本能の星が出ているのですから

親や先祖から多くのものを

学び習得する宿命の人だと言えます

 

また井ノ原さんの場合

この玉堂星は始星でもあるので

北の場所が運勢の起こる場所になると考えれば

親や先祖の助けをもらって人生が始まる形です

ですから

このような宿命の人が

若気の至りで親に反発をして

家出でもしようものなら

人生が曲がりかねません

 

目上と解釈すれば

社会に出て上司や年上の人から

何かと助けられ可愛がられると

伸びて行く人です

そこが引っかかれば

厳しい人生になる可能性大です

 

・中央と北の関係

北の玉堂星を単独で見てみましたが

自分との関係で更に見てみましょう

 

中央(自分)の調舒星と

北の玉堂星(親)の関係を見てみましょう

玉堂星は水性で

調舒星は火性ですから

水剋火で玉堂星が調舒星を剋しています

場所で言えば親の場所が子供(私)の場所を

剋している形になっています

 

もしかしたら怖いお父さんだったかもしれませんが

鍛えてくれる親だと解釈が出来ます

星としては愛情深い玉堂星なので

愛を以て躾けてくれた親だと読めますね

 

【note】はここからお入りください。「根」について書いています。