算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑫ヒロシさんの日干を例に占いは統計学かどうかを考えて見る

・ヒロシ(男)1972.1.23

【陰占】     【陽占】

 辛 辛       龍高 天将

 丑 亥    車騎 車騎 石門

癸 癸 甲    天南 龍高 天南

辛 辛 壬

己 己   寅卯天中殺

 

・占いは統計学

多くの人は占いは統計学だと

思っている事でしょう

テレビなどでタレントさんが

そう言っていた事もありますし

鑑定に来られたお客様が

そう言われていた事もあります

 

例えば

〇△な日干支の人を多数調べて見て

その性格が♦♥である傾向が多ければ

〇△な日干支の人を♦♥な人だと占えるわけです

つまり統計的な実証的裏付けがあってこそ

その占は当たるという事になります

 

 

そういう点から言えば

占いは統計的裏付け無くして

成り立たない面はあるでしょう

 

しかし

算命学(占い)は統計学ではないと言います

つまり算命学は帰納的ではなく

演繹的であるという事なのです

 

陰陽五行理論の必然的結果として

〇△は♦♥になるはずである

〇△は♦♥にならねばならない

という事なのです

現実的現象(傾向性)を

前提にしていないのです

 

純粋な宿命の分析の帰結として

現象面はこうなるでしょうと

言うわけです

なので統計学ではないのです

 

結果として現実の傾向性に

合致しているのです

もし一致できなければ

陰陽五行の思想が間違っている

という事になるのです

 

・ヒロシさんの癸丑

癸丑は

小さな水が土で剋されているので

川が堰き止められている姿

流れ先がない湖の姿

という事になります

これは五行の相剋比の理論から

言える事なのです

 

これを人の姿に落とし込めば

人との交流が少ない孤独な姿だが

決して寂しがるわけではない

物静かな姿

 

このように癸丑の分析から

癸丑の人はこういう人であると

導き出されるのです

 

これは統計的な調査の積み重ねの

結果ではないのです