算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

②井上尚弥選手は頑固な貫索星が二つあります

井上尚弥(27歳)1993年4月10日生

陰占       陽占

辛 丙 癸       鳳閣 天禄

酉 辰 酉    貫索 禄存 

辛 乙 辛    天禄 牽牛 天庫

  癸

  戊   子丑天中殺

 

・人体図での性格判断

先回陽占の特徴を挙げましたが

全てを取り上げる事は出来ませんから

ポイントで見ていきます

 

貫索星が二つあります

同じ星が複数ある事で

その星の性質が強く出ると共に

貫索星の質が加わると理解しますが

そもそも貫索星が二つなので

相当に貫索星的な性質が出るでしょうね

 

井上選手がどの様な性格の方か

私にはほとんど分からないですが

人体図を頼りに考えて見ます

 

しかし

人体図だけを見て性格を考えた場合は

同じ誕生日の方は同じ性格であると

見なす事になってしまうという

問題点が出て来ます

 

それでも先ずは分析してみましょう 

 

・貫索星の二連変化

貫索星は中央にはありませんが

二つあるので大きな性質でしょう

頑固・単独行動・マイペースなどと言われます

 

一旦決めれば変わらずに努力し続ける人です

スポーツをするならチームワークが求められる

サッカーやバスケットボールなどよりも

陸上競技や格闘系の個人種目が良いでしょうね

 

人体図の星はある意味では

種の様なものを育てて行くとも言えます

星を如何に育てて来たか?

初年期にその星が成長して行くに相応しい

環境があったかどうかで

その星の成長具合が違ってきます

 

水や光を与えるべき時期に与えたかどうか?

厳しい環境に置くべき時に置いたかどうか?

植物もその種によって育て方が違います

 

星も同様です

貫索星は良い意味での頑固さが取り柄です

その良い頑固さを育てるには

初年期に困難や壁のある環境の方が良いのです

 

井上選手の子供時代はどうだったのでしょうか?

小1からアマボクシング選手だった父親と

練習を始めています

弟もいとこもボクサーです

 

父親曰く

「尚弥は天才ではない。血の滲む練習をした。」

こういう環境だったならば

良い貫索星に成長しているのではないでしょうか?

決めた事は最後までやり通す信念があるはずです

※算命学でいう環境とは人間関係の事です

 

井上選手と同じ生年月日の人でも

このような父親や弟に恵まれなければ

そして鍛えられなければ

世界チャンピオンにはなれないでしょう

 

同じ人体図でも環境が千差万別なので

その人に合った人生があります

井上選手が理想形と言っているのではありません