算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑯香川照之さんが歌舞伎界へ進出した事の波紋は?

香川照之 1965.12.7生(男、54歳)

陰占        陽占

乙 戊 乙        貫索 天恍

未 子 巳     鳳閣 龍高 司禄

丁 癸 戊     天印 司禄 天胡

乙   庚

己   丙  辰巳天中殺

 

・2011年に歌舞伎界へ

香川さんと長男の政明君が歌舞伎界に入るとの

記者会見が行われたの2011年でした

2011年は辛です

 

尚、翌2012年には壬で年運天中殺に入ります

そこで襲名公演が行われました

天中殺には新しい事を始めない方が良いので

このタイミングでの歌舞伎界進出はどうでしょうね?

原則としては歌舞伎を全う出来ないとなります

 

何かの犠牲を払わないと続けてはいけませんが

香川さんの場合は離婚という不自然さを出しました

天中殺の禍をそういう形で消化したと考えれば

今後も続けて行けると見る事が出来るでしょう

 

 

・位相法を使って見る

全く縁のなかった歌舞伎の世界に飛び込む事を

発表した2011年の位相法を見てみましょう

位相法は地支のみを使います

年運の地支・日支・月支・年支の順で並べてみましょう

卯 ・ 未 ・ 子 ・ 巳

 

卯と子が刑という散法になっています

刑は争いを表しています

刑には生貴刑・旺気刑・庫気刑・自刑の四種類があり

子と卯は特に強い旺気刑です

旺気刑は身近な人との争いを意味しています

 

生貴刑は目下との争いを意味します

庫気刑は目上との争いを意味します

自刑は自分との戦いを意味しています

 

つまり2011年に歌舞伎界に進出する事が

同等な人達との争い事を起こすという意味になります

身近な人と考えれば

奥様との争いが起きた事が想像できます

また歌舞伎の世界の人達との争いも考えられます

旺気刑は目上との争いではないので

この件に関してお母様との争いは無かったと言えるでしょう

 

歌舞伎の世界にはさして詳しくはありませんが

家の格や血筋そして積み上げられた芸が

ものをいう世界だと思います

 

澤瀉屋は歌舞伎の世界では格はそれほど高くない家のようです

猿翁さんが不自由になられた中で

一門を支えて盛り上げていたのは

一番弟子の右近さん(現右団次さん)だったようです

しかし彼は市川海老蔵の勧めで

右団次として屋号を高島屋に変えたとか

 

香川さんが直系の血筋として歌舞伎界へ入って来たので

押し出された形でしょうか?

定かな事は分かりませんが

位相法は争いがある事を示しています

 

香川さんに関してはこれで一旦終了です