算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑮青学の原晋監督は大運天中殺の運勢で箱根を制していた?

 

・原晋監督(53歳)1967.3.8生

陰占         陽占

 癸 丁         車騎 天堂

未 卯 未      車騎 禄存 車騎

丁 乙 丁      天堂 鳳閣 天

乙   乙

己   己 戌亥天中殺

 

・大運

11歳~ 辛丑  陸上部

21歳~ 庚子  中京大学で日本インカレ5000m三位

        中国電力陸上競技部主将

                             27歳で引退

        サラリーマン

31歳~ 己亥  36歳で青学監督

41歳~ 戊戌  41歳で箱根復帰

                             2015年箱根総合初優勝

51歳~ 丁酉  51歳で五連覇失敗

                              52歳で箱根総合優勝

61歳~ 丙申

 

 ・大運天中殺での進展 

大運天中殺は運勢の枠が外れている期間と言われます

通常は運勢には上がるも下がるも枠があって

ある意味安定しているものですが

大運天中殺は上も下も抜けている空間を迷うのです

つまり伸びる人は異常に伸びる場合がありますし

落ちる人はとことん落ちてしまうかも知れません

これを陽転・陰転と言ったりします

 

ではその違いはどこにあるのでしょうか?

本人が頑張ったかどうかもあるでしょうが

爆発的な進展をしたのであれば

大運天中殺の期間の本人の努力(実力)だけでは無理です

 

大運天中殺に入る前の5年間くらいで苦労をしていたかどうかで

その後の大運天中殺が陽転するかどうかが決まります

その5年間で良い時期を過ごしていたら

その後の大運天中殺は陰転するという事になります

 

・原晋監督の大運天中殺は陽転している

原晋監督の青学の箱根4連覇は大運天中殺での偉業でした

つまり大運天中殺が陽転していると見て良いでしょう

御本人の苦労と選手達の努力を踏まえつつ

大運天中殺の陽転現象が押し上げていると言えます

 

という事は原晋監督の20代は

相当の苦労があったのではないでしょうか?

 

中国電力陸上部の立ち上げと故障

情熱を傾けた陸上競技を27歳で引退

(一説ではクビという情報もあります)

慣れない営業職で生きて行く為に(既に結婚していた)

陸上と完全に縁を切って臨む事は簡単ではなかったでしょう

また同期が本社勤務の中

自分だけ地方の営業所への配属は辛かったと思います

 

先回紹介した数理八門法に大運を加味して見た場合に

実は二十代が人生最大波乱の時期になっているのです

幾つかの情報が大運天中殺の陽転を指し示しています

 

しかし大運天中殺での運勢の伸びは

その期間が終わる頃には元に戻さなければなりません

これが鉄則です