算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑥青学の原晋監督は宝石の様に輝く人のはずだが・・・

 

今日から陰占に入ります

・原晋監督(53歳)1967.3.8生

陰占         陽占

 癸          車騎 天堂

 卯       車騎 禄存 車騎

丁 乙 丁      天堂 鳳閣 天馳

乙   乙

己   己 戌亥天中殺

 

・日干は辛金

庚は陽の金性で辛は陰の金性です

庚金が斧や刀で表されるのに対して

辛金は宝石に例えられます

 

宝石は輝く事が役目ですから綺麗でいなければなりません

庚金は火性で鍛えられる事で役に立つものになりますが

辛金は水性で洗われる事で輝くという役目を果たせるようになります

 

なので辛金にとって有り難いものは水性ですが

特にたっぷりある水を表す壬水がありがたいですね

という事はありがたくないものは輝きを汚す土性になります

特にカラカラの燥土が宝石を傷付けもするので困ります

十二支では未土と戌土になります

 

また宝石は火で炙られたらそれも傷になってしまいますから

特に炎を表す丁火が困ります

 

・宿命に困る五行はあるのか? 

日干辛金にとって都合の悪いものを考えて来ましたが

さて原晋監督の宿命の中にはあるでしょうか?

未土が二つありますし

丁火も透干(天干に出ている事)しています

 

原晋監督の辛金はざらざらの砂のような土にまみれており

更には炎にあぶられている状態ですから

この宝石は輝くどころではありません

 

しかし良く見ると卯木と癸水があります

辛金を傷めつけている未土を木剋土と卯木が剋し抑えてくれています

これはありがたいです

※後日触れますが卯と未は半会し木性に変化します

 

また辛金を炙っている丁火を癸水が剋してくれています

それも七殺(陽同士又は陰同士で剋すきつい剋の事)です

癸水は土性の汚れも流してくれるのでよりありがたいですね

 

癸水ではなく壬水があった場合はどうでしょうか?

壬水であれば壬丁干合して木性に変化してしまうので

折角の守護神壬水が無力化される事になってしまいますが

忌神丁火を無力化した事にもなり相打ち状態です 

なのでこの場合は癸水でもまあ良いと思います

 

天干と地支に守護神(癸水・乙木)がありますので

この宝石(原監督)は輝く役目を果たせる可能性があります

 

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