・明石家さんま(64歳)1955.7.1生
陰占 陽占
癸 壬 乙 鳳閣 天庫
亥 午 未 石門 禄存 車騎
甲 己 丁 天将 石門 天馳
壬 丁 乙
己 子丑天中殺
・守護神・忌神と人物
先回まで宿命の人物と守護神・忌神を探してきました
人物を整理すると
本人:癸水
父親:乙木
母親:未土
兄弟:壬水
調和の守護神:己土
忌神:水性
人物と守護神・忌神を合わせて見ると
母親は調和の守護神で兄は忌神という事になります
父親も水性の力を抜くという意味(水生木)では調和の守護神でしょう
単純に考えればご両親は守護神です
・実は複雑な宿命
さんまさんの宿命は実は解くのがとても難しい宿命です
(私の能力の問題でもありますが)
ここ数回守護神を取る方法を少々ややこしく話してきましたが
ここで更にややこしい話になります
既にお気づきの方も多いと思いますが
地支を見ると合法と言って十二支が一体化する組合せがあります
午(火)-未(土)は支合と言って一体化し火性に変化します
亥(水)-未(土)は半会と言って一体化し木性に変化します
このような見方を位相法と言います
・水火既済の宿命
この地支の変化を考えると宿命の五行の勢力図が変化します
先ず午未の支合を考えてみましょう
未が火性になれば宿命内は水性3vs火性2(+木性1)になります
戦に例えれば
水軍3万に対して火軍2万と火軍に応援する木軍1万(木生火)の戦いです
つまり水火のほぼ対等の戦いになっています
算命学では「水火既済」と言って
水と火が対等にバランスを保つ宿命を大成功する宿命として別格扱いしています
頭の回転が速く大きな可能性を持っている人です
さんまさんの宿命は午未の支合を考慮すれば水火既済に準じる宿命なのです
次回はもう一つのややこしい話として亥未の半会について述べます