算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

純と濁

陰占                陽占

乙 庚 丁                   鳳閣星 天禄星

巳 戌 卯    調舒星 司禄星 貫索星

         天恍星 牽牛星 天庫星

 

身強と身弱の判定と共に知っておかなければならないのが純濁の判定です

身強身弱は十二大従星を使いましたが純濁は十大主星を使います

十大主星は純星と濁星に大別されます

 

  純星・・・鳳閣星、司禄星、禄存星、牽牛星、玉堂星

  濁星・・・貫索星、石門星、調舒星、車騎星、龍高星

 

純星は気性が穏やかな星で濁星は気性が激しい星です

人体図の十大主星の場所は五つですから純か濁か多い方の特徴が出ます

例題の方は純が3つで濁が2つで「純の宿命」という事になります

 

純の宿命は「平和型」と言われます

家庭的な性格の人で環境の影響を受けやすい人です

純の子供は環境に染まりやすいので環境を良く選ばなければなりません

 

濁の宿命は「動乱型」と言われます

非家庭的な性格の人です(結婚出来ない人と言う意味ではありません)

不安定な環境の方が力が出るタイプで環境の影響を受けにくいのです

なので箱入り娘やお坊ちゃんとして育てると将来伸びにくいです

 

これも身強身弱と同様にどちらが良いというわけではありません

「全純」(五つとも純星)と「全濁」(五つとも濁星)の結婚は

避けた方が良いと言われます

 

ちなみにデビィ夫人は全濁の宿命です

将棋の最高タイトルの竜王位と名人位の二冠を保持している豊島将之さんは

全純の宿命であり将棋の研究はもっぱらAIで行い

仲間での研究会は一切しないようです