算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑯井ノ原快彦さんは大変機転の利く面白い人でしょう

・井ノ原快彦(45歳)

1976年5月17日生

【陰占】    【陽占】

 癸 丙      玉堂 天堂

巳 巳 辰   調舒 調舒 石門

戊 戊 乙   天将 禄存 天将

  癸

丙 丙   戌亥天中殺

 

・人生の土台

子供の頃に育った環境は

その人に対して決定的と言っても

いいほどの影響を与えるものです

大阪で育てば

当然のように大阪弁を操る

大人になって行くでしょう

 

精神面においても

子供の頃に受けた感動や喜び

あるいは悲しみや屈辱は

その人の人間観や人生観に

多大な影響を与えないでは

おかないでしょう

 

・大運第一旬

大運の第一旬の10年間は

人によって異なりますが

10歳前後の10年間になります

感受性も強い時期ですから

影響力は大です

 

宿命上この第一旬というのは

その人が初めて回って来る大運に

第一歩を踏み出す時期になります

なので

どんな干支(大運)が回って来るかにより

その人の人間性や人生観の

基礎をが作られるようになります

 

算命学には大運の第一旬に着目した

初動法という技法がありますが

今回は結論だけを述べます

井ノ原さんの第一旬は午です

(7歳から17歳前)

 

大変機転が利く人で要領が良いです

言えば世渡りが上手な人です

面白い人で魅力的な人になるでしょう

 

V6ではMC担当だったと聞きますし

現在も司会進行の仕事も多い様なので

機転が利く人である事は

間違いないでしょうね

 

【note】はここからお入りください。「胸の星」について書いています。

 

⑮井ノ原快彦さんは傷官格です

・井ノ原快彦(45歳)

1976年5月17日生

【陰占】    【陽占】

己 癸 丙      玉堂 天堂

巳 巳 辰   調舒 調舒 石門

戊 戊 乙   天将 禄存 天将

  癸

丙 丙   戌亥天中殺

 

・調舒星

既に紹介したように

調舒星は繊細でロマンチストな星ですが

反骨心や反抗心も隠し持っている星です

なので十大主星の中で

もっとも複雑で捉えにくい星なのです

 

反骨心や反抗心に着目すれば

幼少期に貧乏であるとか

困難な状況に置かれて育てば

この調舒星は

「なにくそ!」

「今に見ていろ!」

とその悔しさや惨めさを

バネにして将来輝くようになる

そんな要素を持っています

 

同じ伝達本能の星でも

鳳閣星は穏やかで恵まれた環境で

育つのが理想ですが

調舒星は反対ですね

もし調舒星が恵まれ過ぎたら

骨が無い人になるかも知れません

 

・玉堂星の意味

傷官格になる条件の一つに

玉堂星が一つある事という条件があります

なぜでしょうか?

 

調舒星は打たれて剋される環境こそが

伸びて行く環境だと書いてきましたが

人体図の構図上でも

調舒星を剋してくる星があった方が良い

という解釈になります

調舒星は陰の火なので

陰の水が七殺という強い剋になります

陰の水は玉堂星ですね

 

調舒星は見た目は大人しそうですが

内面には激しいものを持っているので

剋される事でその力が表面に出てくる

とも言えます

 

・傷官格の意味

傷官格は情熱を燃やし尽くすものがあってこそ

最高に力を発揮する格です

何かに必死に打ち込む事で伸びて行きます

スポーツでも芸能でも仕事でも良いでしょう

 

その為に

内面の情熱が引き出されなくてはいけませんから

剋される環境(体験)や剋す星が必要なのです

 

井ノ原さんは見た目にはソフトで

控えめな印象ですが

どうしてどうして

内面の情熱は相当のものがあると思われますし

悔しさをバネにしてきた経緯があると思います

 

【note】はここからお入りください。「胸の星」について書いています。

 

⑭井ノ原快彦さんは特別な格に入っていますね

・井ノ原快彦(45歳)

1976年5月17日生

【陰占】    【陽占】

己 癸 丙      玉堂 天堂

巳  辰   調舒 調舒 石門

戊 戊 乙   天将 禄存 天将

  癸

丙 丙   戌亥天中殺

 

・格法

陽占の話になりますが

胸の星である調舒星は

人体図の中心です

井ノ原さんの場合

この星が如何に輝くかが重要です

 

先日アップしたnoteの記事(胸の星)でも

触れましたが

胸の星がその性質を

最高の形で発揮できると

「〇〇格」と言われるようになる場合があります

そうなると

とても強い運勢の持ち主という事になります

 

結論を先に言うと

井ノ原さんは「傷官格」という格になっています

 

・傷官格

この格に入る条件を上げてみましょう

  胸の星が調舒星である事

  他に玉堂星(一つ)・財星がある事

  龍高星が無い事

  月支に合法・散法が無い事

  生月中殺ではない事

  

井ノ原さんはこの条件を満たしています

傷官とは官を傷つけるという意味になります

つまり官星を剋す星の事ですね

 

四柱推命では傷官という星がありますが

算命学で言う調舒星の事です

「傷官格」というのは

調舒星が一番力が出せる構造になっている宿命だ

という意味になります

 

次回はもう少し

「傷官格」を掘り下げてみましょう

 

【note】はここからお入りください。「胸の星」について書いています。

 

⑬井ノ原快彦さんは科挙の宿命?

・井ノ原快彦(45歳)

1976年5月17日生

【陰占】    【陽占】

        玉堂 天堂

  辰   調舒 調舒 石門

戊 戊 乙   天将 禄存 天将

  癸

丙 丙   戌亥天中殺

 

・巳月生まれの己土

巳月は初夏に当たります

日干が己土なので

暑くなり始めた畑と言ったところでしょうか

 

先回述べた通り

この己土が穀物を実らせる為には

暖かな日差しと慈雨が必要です

つまり

丙火(太陽)と癸水(雨)が

ありがたいものというわけです

 

井ノ原さんはこの二つの守護神を

年干と月干に持っています

第一(癸)と第二(丙)の守護神が

この様に一番目立つ場所に

二つ揃った宿命は上格です

科挙の宿命と言ったりします

 

・忌神

この宿命(干支)を五行で

書き直してみましょう

 

土 水 

火 火 

 

この様に火性が三つもあって

半分が火性の状態です

年干の丙火は第二守護神と言いましたが

これでは忌神になってしまいます

第一守護神の癸水を

蒸発させてしまうかも知れません

 

火性と水性はものを育てるには

必須の要素ですが

そのバランスが難しいのです

 

上格と言いましたが

そこまでではないと言わざるを得ませんね

 

丙火は人物にすると母親になります

(火生土:己土を生み出すのは丙火)

母親が井ノ原さんの人生に

過度に関わり影響を与えると良くないでが

そういう話はないようです

 

【note】はここからお入りください。「胸の星」について書いています。

 

⑫井ノ原快彦さんは庶民的な人ですが・・・

・井ノ原快彦(45歳)

1976年5月17日生

【陰占】    【陽占】

 癸 丙      玉堂 天堂

 巳 辰   調舒 調舒 石門

戊 戊 乙   天将 禄存 天将

  癸

 丙   戌亥天中殺

 

・日干己

己は陰の土性です

例えれば畑や田圃あるいは平野になります

 

対して戊は陽の土性で山岳です

山岳は人がなかなか足を踏み入れられない

神秘的な領域でもあります

その観点からすると神聖な場所となります

 

対して

己は平野とも理解できるので

人が住みやすい場所です

山岳が神々の領域だとすれば

平野は人民の領域だと言えるでしょう

 

なので日干が己の人は

庶民的・大衆的な人と言えます

確かに

井ノ原さんは庶民的な親しみがありますね

 

己は畑ですから

物を育てる事が役目でもあります

その為には太陽と雨の

程良いバランスが是非とも必要です

丙火と癸水が守護神と言って良いでしょう

 

・日干支己巳

井ノ原さんの日干己は日支巳に

支えられています

巳は本元が丙ですから

日干己から見れば丙は

火生土と日干を強めてくれるものです

なので己から巳を見れば

天将星が出ます

己を陰で強力にサポートしていますね

 

解釈としては

己は庶民的で親しみを持ちやすいのですが

芯のところでは

強いものを隠し持っている人だと言えます

 

私の持っている資料では

己巳の人は少年期を恵まれて通過したら

将来は伸び悩むとあります

逆に言えば

親の恩恵をあまり受けないで

育った方が良いという事になります

井ノ原さんはその通りの人生だと言えるでしょう

 

【note】はここからお入りください。「胸の星」について書いています。

 

⑪井ノ原快彦さんは相談役的な社長かも知れません

・井ノ原快彦(45歳)

1976年5月17日生

【陰占】    【陽占】

己 癸 丙      玉堂 天堂

巳 巳 辰   調舒 調舒 石門

戊 戊 乙   天将 禄存 天将

  癸

丙 丙   戌亥天中殺

 

・天堂星

天将星は12点で最高のエネルギー量ですが

天堂星も決して弱いエネルギーではありません

8点です

 

天堂星は

天将星のトップの時代の次に位置しますから

一線から身を引いた時代です

引退した姿ですね

 

なので

性質としては受身的で遠慮がちですが

精神と現実のバランスが良い姿です

行け行け一本鎗ではありません

分別がある人になりますから

相談役や補佐役に向いているとなります

 

井ノ原さんは天将星よりも

天堂星の印象を受けますね

社長業も「俺について来い」式ではなく

自分が助けれることは何かを探す人でしょう

相談役的な社長かも知れませんね

 

・有意識の星

十二大従星は無意識の星と有意識の星に

大別されます

天貴星から天胡星までの

人としての自意識があるものが有意識の星です

それ以外のあの世の星や赤子や胎児の星は

無意識の星です

 

井ノ原さんは全て有意識の星です

この場合は

目標(意識)などをハッキリさせて

生きていく事で運気も上がります

こだわりも必要でしょうね

 

逆に無意識の星が多い人は

現実的な事にこだわらない方が良いでしょう

 

【note】はここからお入りください。「根」について書いています。

 

⑩井ノ原快彦さんは天将星を二つも持っている最身強です

・井ノ原快彦(45歳)

1976年5月17日生

【陰占】    【陽占】

己  丙      玉堂 天堂

巳 巳 辰   調舒 調舒 石門

戊 戊 乙   天将 禄存 天将

庚 庚 癸

丙 丙 戊  戌亥天中殺

 

・天将星が二つ

天将星は一つだけでも

消化するのが大変なほど

エネルギーがたくさんあります

それが二つもあれば

一生かかっても

消化できないくらいの量になります

 

子供の頃から自分の事は自分でして

運動もして

遊びもたくさんして

とにかく活発に過ごした方が良いでしょう

親の過保護はダメです

自分のエネルギーを使わせないといけません

 

一言で言えば現実的な苦労を

たくさんした方が将来の為になるという事です

但し精神的苦労(いじめ等)には

弱いと言われています

 

・天将星の陽転と陰転

天将星が上手く稼働したら頼もしい親分になります

情も篤くリーダーシップがあります

逆に陰転したら

自己主張が強くわがままな人になり

周囲から人が離れていきます

 

この分かれ目は

やはり少年時代の環境でしょうね

井ノ原さんはあまり明かされてはいませんが

親の過保護はなかったと思います

 

晩年にも天将星があるので

年老いても元気な人です

天将星二つの人は長寿と言われます

たくさんのエネルギーを消化する役目があって

生まれたのですから

長生きしないとその役目を果たせません

 

天将星二つの有名人は

徳光和夫さんや木村太郎さんがいます

女性では藤圭子さんや山瀬まみさんがそうです

 

【note】はここからお入りください。「根」について書いています。