算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑩山中伸弥先生の生年中殺は消化されています

山中伸弥 1962年9月4日生(59歳)

【陰占】    【陽占】

 戊 壬       玉堂 天将

 申     調舒 牽牛 石門

戊 戊 戊    天恍 司禄 天報

庚 壬 丙

丙 庚 甲  卯天中殺

 

・陰占の特徴

山中先生の陰占は特徴が幾つかあります

生年中殺

生日中殺

日居中殺

四生格

 

互換中殺で散法が多いですから

結構大変な人生です

ざっくり言えば

波の大きな人生になると思われます

 

・生年中殺

生年中殺は親縁が薄いと言います

具体的には以下のような現象を以て

消化すると見ます

 ①親の仕事が下降する

 ②親が早く亡くなる

 ③親が病気になる

 ④親子関係が険悪

 ⑤親元を早くに離れる

 ⑥本人の運勢が駄目になる

 

親が子供の面倒を見るのは自然な事ですから

面倒を見れなくなるのは不自然な事です

なので不自然な現象になる天中殺は

上記のような現象になるのです

 

誰にも禍が出ない形は

⑤の早く親元を離れる事なので

生年中殺の人にはその事を勧めるのです

 

山中さんの家庭はどうでしょうか?

父親はミシンの部品を製造する町工場を

経営する技術者(経営者)でした

結構上手く行っていたようですが

父親が糖尿病であったり

作業中に大けがを負って働けなくなったりで

会社も大変になったようです

家計も苦しくなったようです

 

父親は58歳で亡くなられたとの事で

早かったと言えます

山中さんが結婚して直ぐですから

20代半ばの頃でしょう

 

こう見て行くと

山中先生は生年中殺を消化していると言えます

ノーベル賞に至るまでには

様々な経緯があるでしょうが

父親の犠牲的な人生が

大きな土台になっていると言えるでしょう

 

父親は山中先生が経営には向かない事を

早くから感じ取っていて

跡を継がす事をせずに

別の道(医学)へ勧めました

生年中殺の観点からすれば

跡を継がないのが正解ですね

 

【note】ここからお入りください(相性について書いています)