算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑫橋下徹氏は日座中殺で最後のまとめが上手く行かない人

橋下徹 1969.6.29生(51歳)

【陰占】     【陽占】

 庚 己       禄存 天馳

 午 酉    玉堂 鳳閣 車騎

甲 己 辛    天極 牽牛 天貴

壬 丁   

     申酉天中殺

 

・日座中殺

前回は乙亥を異常干支として

考えましたが

今回はまた別の観点から見てみましょう

 

日干支に甲戌乙亥があると

日座中殺となります

またこの二つの日干支は

申酉天中殺の範囲に入っているので

申酉天中殺の人です

 

なぜこの二つの干支だけが

このような特別な宿命天中殺となっているのでしょうか

そもそも天中殺の発端は

十干と十二支を組み合わせて行くと

十二支の方が二つ余る状態になる事にあります

 

つまり十二支の最後の二つの支である戌と亥が

余ってしまうのです

空間である十干が無く

時間である十二支だけがあるという

不自然な状態が出現します

これが天中殺の元の話です

なので十干の最初の二つである甲と乙が

再び登場して甲戌と乙亥という干支を作らざるを得ないのです

 

このように甲戌と乙亥は

最初に十干と十二支がズレる場所(天中殺)なので

天中殺の最初の原因となった場所と言えるでしょう

という事でこの二つの干支が

日干支にあれば日座中殺と言われます

 

・西方の場所の中殺

日座中殺は配偶者の場所の中殺です

もう少し広く言えば補佐役の場所の中殺です

西方という見方をすれば

結果の場所の中殺という事になります

 

つまり出だしは順調でも

最後の仕上げの段階で

上手く行き難い運気になってしまうのです

結果に結びつけられないのです

 

大阪都構想も大胆な着想でしたが

結果としてまとめ上げられませんでした

補佐的な方とも不自然になるとか

恵まれないという事にもなるでしょう

 

逆に言えば

橋下さんの元で支える役目は大変だと思います

そう考えていくと

奥様は相当立派な方でしょうね

 

聞くところによると

家庭の事は奥様にお任せで

子育てもあまり関わっていないようです

それが却って良かったのかも知れません