算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑦小林幸子さんの星を例に十二大従星の陽転と陰転を学んで見ましょう

小林幸子(歌手)

1953.12.5生(66歳)女性

陰占       陽占

庚 癸 癸       調舒 天貴

寅 亥 巳    禄存 鳳閣 車騎

戊 甲 戊    天馳 調舒 天胡

丙 壬 庚  

     午未天中殺

 

・十二大従星の冲動

陰占の年支巳と月支亥は冲動(対冲)になっています

冲動とは十二支盤で正反対の位置関係です

この冲動になっている巳と亥は

陽占では十二大従星の天貴星と天胡星として表れて来ます

 

という事は

天貴星と天胡星は正反対の立場の星だという事です

言い換えれば裏と表の関係性になっています

天貴星の本来の質の裏に天胡星の質があり

天胡星の本来の質の裏に天貴星の質があるのです

 

・星の陽転と陰転

星には陰陽(裏表)があり

星の陽転とは

その星の陽(表)の質が表に出ている姿です

対して陰転とは

その星の陰(裏)の質が表に出ている姿です

 

星が陰転していると

裏の星の質が欠点として出て来ます

天貴星が未消化で陰転すれば

天胡星の欠点が出て来るという意味です

 

天貴星は知識欲の星ですから

知識を蓄積して

正しい判断が出来る様になるのですが

陰転すれば

知識を蓄積して行けずに

天胡星の直感力が

裏付けのないただの思い込みとなって出て来ます

 

天胡星が陰転すれば

天貴星のプライドが欠点として出て来ますから

見栄っ張りや知ったかぶりという姿になります

 

 

※小林さんの実際の人柄は分かりませんので

彼女の星の陽転や陰転は定かには分かりません

算命学の技術としてこのような見方があるという事を

知って頂ければと思います