・香川照之 1965.12.7生(男、54歳)
陰占 陽占
乙 戊 乙 貫索 天恍
未 子 巳 鳳閣 龍高 司禄
丁 癸 戊 天印 司禄 天胡
乙 庚
己 丙 辰巳天中殺
・十二親干法で見る
人物を考えてみましょう
本人である乙木を中心にして考えます
先ずは母親ですが
自分を生み出す陰陽違いの干ですから
水生木で水性が母親になります
子の二十八元に癸水があるのでこの癸水が母親です
父親は母親の干合相手なので
戊癸干合で月干の戊土が父親です
配偶者は庚乙干合で巳の二十八元の庚金です
・月干とは?
月干は日干の隣であり目立つ場所(天干なので)です
なのでここに守護神があると良いのです
ここにある干は本人にとっては
必要で居ないと困る人になります
香川さんはここ月干に父親である戊土があります
またこの戊土は第二守護神です
つまり香川さんにとっては
父親は守護神であり必要な人なのです
また月干は子供の場所でもあります
ここで陰占の場所の意味を整理しておきましょう
【陰占の場所】
本人:日干 子供:月干 父親:年干
配偶者:日支 家系:月支 母親:年支
父親の猿翁さんは守護神で必要な人ですが
その父親が子供の場所に居ます
これはどういう意味があるのでしょうか?
この場合この父親は子供と関係が出来やすいと見ます
つまり猿翁さんは團子君と縁が出来やすいという事を言っているのです
別の例を挙げてみましょう
年干は父親の場所ですが
ここに配偶者の干が出たとしたらどういう意味があるでしょうか?
その人の配偶者は父親と縁が出来やすいという意味になるのです
父親の縁で結婚相手(配偶者)が決まるとか
配偶者が父親と仲が良くなるとか
配偶者が父親のような役目を果たすとか
その様に考えていきます
香川さんの宿命(命式)の中で
父親の猿翁さんと息子の團子君が繋がっています
結果論ですが
長い絶縁期間があったとしても
政明君が生まれていなかったとしても
香川さんの宿命の中では
おじいちゃんと孫の絆はあり続けたのです
時が来るまで眠り続けていたとも言えるでしょう
目覚めさせるかどうかは人間の生き方の責任範疇です