算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑧青学の原晋監督には二重半会があります

・原晋監督(53歳)1967.3.8生

陰占         陽占

 癸 丁         車騎 天堂

未 卯 未      車騎 禄存 車騎

丁 乙 丁      天堂 鳳閣 天馳

乙   乙

己   己 戌亥天中殺

 

・位相法

算命学の基本には陰陽論があります

全てを陰陽として理解して行きます

宿命のおける干支も

干を陽とし地支を陰として考えています

干を天・精神・空間とし支を地・肉体・時間と考えます

 

なので宿命の地支は肉体や現実を意味している事になります

地支の十二支は互いに複雑な関係性を持っているのですが

その関係性から肉体や現実面での現象が見えて来るのです

 

この十二支の関係性は大きく分けて合法と散法があります

合法は複数の十二支が一体となる(融合する)現象で

散法は複数の十二支が対立や分断作用を起こす現象です

これらの合法と散法を位相法といいます

 

合法は三合会局(半会)・支合・方三位

散法は冲動・刑・害・破

 

合法が良くて散法が悪いという事はありません

病気を患っている時に散法が回って来れば

治療をして快癒する時とも言えます

 

・原監督は二重半会

原監督の地支を位相法で見てみましょう

卯と未は十二支盤(時計の文字盤)の3時と7時の位置です

あと11時の亥が揃えば正三角形構造になります

難しい話ですがこの三角形は立体的な融合を意味していて 

三合会局と言います

三つの内の二つが揃っても半会という融合条件になります

 

ですから卯と未だけでも半会になりますが

原晋監督はその組み合わせがダブって二組出来ています

この卯は木性で未は土性ですが

半会するとこの場合は未が木性に変化します

 

・地支一気格

原監督の地支は五行では土・木・土ですが

これが半会の変化で木・木・木になります

これは変化してではあっても

木性地支一気格という格に準じた形です

 

木性は春の新しい出発の五行なので

初代運的な質を表します

つまり家系において

今までになかったカラーを持つ子供になるのです

代々町工場を経営している家から作家が出るとかです

原監督のご実家がどの様な家柄か分かりませんが

陸上競技とは縁がない家系かと思われます

 

また木性地支一気格は人を育てる能力があります

原晋監督の今の姿を見れば

正に木性地支一気格の質を表していると言えるでしょう

 

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