算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

納音があるゴーン氏

カルロス・ゴーン氏(1954年3月9日生まれ)

陰占                   陽占

 丁         貫索 天極

 卯      玉堂 石門 司禄

          天恍 調舒 天将

 

子と午が真反対に位置している事は既に理解されている事と思います

では日支の子と年支の午の上にある十干は何でしょう?

共に甲木ですね

この様に天干が同じ五行で地支が真反対の干支同士を

納音(なっちん)と言います

例:甲午-甲子  癸巳-癸亥  庚申-庚寅

 

この納音の組合せを宿命の中に持っている人はそれが大きな特徴になります

ここで注意していただきたい事があります

世には納音占いというものがありそこそこ人気もあります

その納音とは言葉は同じでも意味が違いますのでご注意ください

 

誕生日を干支で表し三十種類のタイプに分けるのが納音占いです

ちなみにゴーン氏の納音占いでは「海中金」と出ます

興味のある方はネットに情報がありますのでそちらをお調べ下さいね

 

干支は60種類あるのですがそれを円周に順番通り甲子から配置すると

6度ずつで360度に全ての干支が収まりますがこれを宇宙盤と言います

納音になる関係の干支はその円盤の一番端同士に配置されています

つまり納音の組合せは30種類あり一番遠いもの同士の関係なのです

 

天干が同じでありながらも地支が対立する関係が納音ですが

具体的に言えば心(天干)は同じでも行動(地支)は違うという事です

なので性格としては二面性、秘密主義、用心深い、手堅い人と言われます

 

ゴーン氏は年干支と日干支が納音になっているので

親(年干支)と自分(日干支)が納音になっているという事です

つまり親子が一番遠い関係になっているのです

この組み合わせの意味は下記の如し

 

彼は親の出来なかった事をして

親のした事をしない生き方をするというのが宿命通りです

但し、その様に生きるかどうかは彼自身の責任です

 

宿命は青写真のようなもので実際に建物を建てる時に

設計図の青写真通りに建てられない事もあるでしょう

当然その場合、安全性や住みやすさに問題が出るのです