算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

無い星に着目する

ゴーン氏の宿命には四つの本能がありますが

攻撃本能(行動本能)だけがありません

 

カルロス・ゴーン氏(1954年3月9日生まれ)

陰占        陽占

甲 丁 甲        貫索 天極

子 卯 午     玉堂 石門 司禄

          天恍 調舒 天将

 

習得本能(知恵本能)・・・玉堂星、龍高星

守備本能      ・・・貫索星石門星

伝達本能      ・・・鳳閣星、調舒星

引力本能(魅力本能)・・・禄存星、司禄星

攻撃本能(行動本能)・・・車騎星、牽牛星

 

ここで注意しておくことがあります

宿命の中に無い本能は本当に無いのではありません

難しい話になりますが

星としては持っていませんが実は場所として持っているのです

これは中級以上の話です

五本能は宿命内に定位置というのがあり全ての人がその場所を持っています

その事はいつかまた紹介いたします

 

陽占では当然の事ですが出ている星で鑑定します

しかし鑑定手法として無い星が何かをポイントにその宿命を見る事があります

ゴーン氏は車騎星や牽牛星が無いのですがその事が特徴でもあります

 

算命学では車騎星や牽牛星は名誉の星と言われています

つまりゴーン氏は名誉の星がないので名誉に拘ってはいけない宿命なのです

自分の宿命を正しく稼働させて生きて行けば自ずと名誉は付いて来るのですが

あえて名誉に執着して過度の欲で名誉を追求してしまうと

絶頂期に失敗してしまうのです

 

少し古い話になりますがテレビで人気の経済学者だった植〇氏が

手鏡で女子高生の下着を覗いたという事件がありました

彼はゴーン氏と同様で名誉の星がありませでした

結局彼はその事件後にテレビから消える事になりました

 

自分に名誉の星の無い人は人の名誉にも鈍感になります

それ故に人のプライドを傷付ける様になります

つまりは傲慢になりやすいという問題があります

なので意識して謙虚に生きる事が必要になって来るのです

 

ここで誤解がない様にしたいのですが

単に名誉の星がないだけで皆が絶頂で失敗するのではありません

複数の条件が重なっているのです

このブログでは簡単に書いているのでご了承ください