算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑭井上尚弥選手の忌神について考えてみると・・・

井上尚弥(27歳)1993年4月10日生

陰占       陽占

辛 丙        鳳閣 天禄

      貫索 禄存 貫

辛 乙 辛    天禄 牽牛 天庫

  癸

     子丑天中殺

 

・忌神戊土

先回は守護神が癸水で

父親であると述べました

 

今回は忌神について考えて見ましょう

忌神は戊土で人物は母親になっています

井上選手にとって母親は

運勢を阻害する人物になるのでしょうか?

 

実際の母子関係がどうなのかは分かりませんが

宿命上は忌神になっています

なぜ忌神かと言うと

宝石である辛金を汚すからです

 

ですがこの辛金はとても強い辛金です

強い根(年支・日支)を持っています

土に簡単に埋もれ

汚れる辛金ではないとも取れます

 

更に言えば

酉と辰は支合です

一体となって金性に変化するのが

位相法の原則です

簡単に言えば土性が無くなるのです

 

なのでこの忌神戊土は

それ程強い忌神ではないとも言えます

星としても表(陽占)には出て来ません

 

以上の事に鑑みて

宿命上の忌神である母親を

消化するのはそんなに困難ではないでしょう

ぶつかったり受け入れがたかったりしたとしても

十分に乗り越えられていると思われます

 

守護神の消化は運勢を上げてくれる働きをし

忌神の消化は運勢を落とさない様に働きます

忌神は消化されれば忌神ではなくなるとも言えます

現在の井上選手の姿を見れば

十分に消化していると言えるでしょう