算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑭藤井聡太二冠の冲動の消化という少し将来の話

藤井聡太(18歳)2002.7.19生

陰占        陽占

戊 丁 壬        禄存 天将

 未 午     司禄 石門 石門

癸 丁 己     天報 玉堂 天堂

  乙 丁

  己   午未天中殺

 

・宿命と現実(地支)

午未は支合して火性に変化します

そうすると

藤井二段の殺印相生格一点破格は成立します

 

しかしここで少々問題があります

位相法においては

様々な十二支間の約束事があります

合法という一体化や融合する作用もあれば

散法という対立分裂をする作用もあります

これらが複雑に関わり合うので

解釈が難しくもあります

 

年支の午は月支の未と支合の関係ですが

日支の子は午と冲動の関係になっています

支合は合法で

冲動は散法です

つまり冲動によって

支合が壊される可能性があります

となると格が成立しなくなります

 

・年支と日支の冲動

年支は母の場所で日支は配偶者の場所です

この年支と日支が冲動になると

親と配偶者が正反対でぶつかり合う関係なので

結婚は上手く行き難いと言われます

又は配偶者が役に立ってくれないとも言えます

 

藤井二冠の陽占の配偶者の場所には

司禄星が座っていて

奥様らしい奥様を迎える宿命になっています

しかしご両親との関係性が心配という事になります

 

こういう場合如何にしてこの宿命を消化して行くか

を考えなければなりません

一つの道として

母親と正反対の妻を迎えるという方法があります

正反対という冲動の宿命を消化する知恵とも言えます

 

性格や家柄や体形や経歴等

母親とタイプが違う方を迎えると

冲動の作用を実害なく上手くかわせる可能性があります

当然母親やお嫁さんの人格や知恵が問われるでしょう

 

将来の話になりますが

この冲動を上手く消化して行けるかどうかに

藤井二冠が八冠にまで行けるかどうかが

掛かっていると言えるかも知れませんね