算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑰青学の原晋監督は既に天中殺を抜けて新しい大運に移行している

・原晋監督(53歳)1967.3.8生

陰占         陽占

 癸 丁         車騎 天堂

未 卯 未      車騎 禄存 車騎

丁 乙 丁      天堂 鳳閣 天

乙   乙

己   己 戌亥天中殺

 

・大運

11歳~ 辛丑  陸上部

21歳~ 庚子  中京大学で日本インカレ5000m三位

        中国電力陸上競技部主将

                             27歳で引退

        サラリーマン

31歳~ 己亥  36歳で青学監督

41歳~ 戊戌  41歳で箱根復帰

                              2015年箱根総合初優勝

51歳~ 酉  51歳で五連覇失敗

                              52歳で箱根総合優勝

61歳~ 

 

・大運天中殺での原則

大運天中殺で大きく運勢が上昇した場合は

その大運が終了する頃には元に戻すのが原則です

その事を受け入れなければなりません

 

原晋監督は51歳からは丁酉の大運が回っています

大運天中殺も連続異常干支の大運も既に過ぎ去りました

(2年間の年運天中殺も今年頭で終了)

 

※今年の箱根の優勝は己亥の年だったからかもしれません

 亥卯未の三合会局でしたから大きな運気です

 

これからの原晋監督は今までのような華々しい活躍は

簡単ではないでしょう

私達としては期待して応援もしたいところですが

箱根に関しては他校に運気が興隆するところもあるはずです

 

・困難あればこそ・・・ 

算命学では困難が無い事が良い事だとは言っていません

特に若い時に宿命と環境が合わずに苦労する事が

むしろ人生という大きな流れで見た時に有り難い事かも知れません

中年以降に困難に出会うよりも若い時に叩かれた方が

それが財産になり後々伸びる素地になり条件になるのです

 

若い時に環境にも恵まれてさしたる苦労もせずに進んだ場合は

中年期に来る試練に耐えられずに人生が萎みかねません

人生の前半に谷があれば後半は山が来ます

前半が山ならば後半は谷が待っているでしょう

陰陽論から見て山ばかりの生涯や

谷ばかりの生涯はないでしょう

 

大運は規則的に巡って来るので

自分の宿命に都合の悪いものが回ってくれば

次には都合の良いものが回って来るようになっています

 

問題は都合の悪いものが回って来た時に

だらしなく生きた(苦労を甘受し肥やしに出来ない)場合は

良いものが回って来た時に

その運気を生かせなくなるという事です

 

良い宿命を与えられ良い環境にも恵まれたら

上格の宿命で何不自由もない生涯かも知れませんが

人格は上にはならないでしょう(人格が練られていない)

運格と人格は別という事になります

 

原晋監督のこれからの五十代は大運丁火の時代です

丁火は奥様ですから奥様が主役になる時代に入っています

破格の守護神でもありますから

これから奥様が鍵を握る人生になりそうです

 

原晋監督はここで一旦終了です