算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑯チャールズ新国王のダイアナ妃との結婚の時期について考えてみる

・チャールズ新国王

19481114日生(73歳)

【陰占】     【陽占】

癸 癸        牽牛 天禄

卯 亥 子    鳳閣 調舒 貫索

        天貴 貫索 天将

 

 壬   (辰巳天中殺)

 

・最初の結婚

ダイアナ妃との最初の結婚は

1981.7.29です

辛酉です

 

配偶者の場所に鳳閣星を持つ

チャールズ皇太子

胸に鳳閣星を持つダイアナ妃に惹かれたのは

当然と言えるでしょう

 

しかし既に見てきた通り

二人の行動領域は全く重なりませんし

大きさも違いますから

住む世界が違う者同士だったとも言えます

1996年には離婚に至りました

 

・辛酉の年運での結婚

宿命が良くても

時を間違えた生き方をする事により

運勢が良くならない場合があります

結婚や就職など人生の重要な節目

つまりスタートを

宿命に合った年に始めたのか

宿命に合わない年に始めたのかで

その後の運勢が制約されてしまいます

 

分かりやすい話として

天中殺で結婚をすると

その時の天中殺という運気を

結婚している間は

ずっと持ち続ける事になるのです

 

年運や大運の天中殺の期間が明けても

天中殺の影響下にはあり続ける事になります

 

チャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚は

天中殺ではありませんが

年運の天干の辛金は金生水と

水性を強める働きをします

皇太子の宿命は水だらけですから

更にその水をバックアップする形になります

これはいただけません

 

年運の地支の酉の中身(本元)も辛金ですから

これもまた水を強める働きです

辛酉という天も地も金性という

厄介な年に結婚をしています

 

また

配偶者の場所である日支は卯木で

そこにダイアナ妃が座るのですが

その卯木(乙:草花)を

辛金(ナイフ、ハサミ)が切るという姿が

結婚した1981年の辛酉の年です

 

皇太子の宿命がそもそも日支が刑で

配偶者が散法にあっている上に

更に切り刻まれるような状態の時に

結婚をしています

これでは皇太子が

ダイアナ妃を幸せにしてあげるのは

難しいと見ざるを得ません

 

【note】はここからお入りください。「宿命の風景」について書いています。