算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑰大運天中殺の陽転と陰転を考える

井上尚弥(27歳)1993年4月10日

陰占       陽占

辛 丙 癸       鳳閣 天禄

酉 辰 酉    貫索 禄存 貫

辛 乙 辛    天禄 牽牛 天庫

  癸

  戊   子丑天中殺

 

・大運天中殺

誰でも十二支のうち二つが中殺されるので

12年間のうち2年間は天中殺になります。

これが年運天中殺です。

 

大運は10年単位で十二支が移行するので

120年間で20年間が天中殺になります

つまり人(寿命)によっては

生涯大運天中殺に会わない人も

いたりするわけです

 

この20年間の大運天中殺は

不自然な期間です

思い通りに事が運ばない時期です

よく言われるのが

宇宙空間に出たような期間だと。。。

 

通常の期間は

天井と床の間で生活しているのですが

天中殺期間は

その天井と床が無くなっているのです

時間はあるが空間が無いと表現されます

 

つまり

運勢のリミッターがない状態

上がるも下がるも

枠が無くなっているのが天中殺です

 

・大運天中殺の陽転と陰転

なので大運天中殺では

大きく運勢が上昇する場合と

大きく運勢が下降する場合が生じます

上昇する場合は陽転と言い

下降する場合は陰転と言います

 

そうなると

自分の大運天中殺が

陽転するのか暗転するのかが問題です

この見極めが重要になってきます

 

算命学の教室や師匠によっては

多少見方が違うかも知れませんが

幾つかポイントを挙げてみましょう

 

①大運天中殺に入る前の状態

②入って最初の5年間

③身内の成功者の有無

④職種(仕事)

⑤家庭環境

 

次回詳しく述べて行きます