鈴木一朗(47歳)1973.10.22生
【陰占】 【陽占】
辛 壬 癸 鳳閣 天印
卯 戌 丑 禄存 玉堂 龍高
乙 辛 癸 天馳 調舒 天南
丁 辛
戊 己 午未天中殺
・十大主星と十二大従星
先回は十二大従星が
三分法で自然な配置になっている事を述べました
今回は十大主星との関係を見てみましょう
十大主星は大きく分けて
現実的な星と精神的な星に分けられます
現実的な星:貫索、石門、車騎、牽牛、禄存、司禄
精神的な星:鳳閣、調舒、龍高、玉堂
対して十二大従星は
有意識の星と無意識の星に分けられます
現実におけるエネルギーが
大きいか小さいかの区別とも言えます
有意識の星:天貴、天恍、天南、天禄、天将
天堂、(天胡)
無意識の星:天極、天庫、天馳、天報、天印
イチローさんは無意識の星が多いですね
この場合は現実的な事に拘ってはいけないと言われます
名誉やお金に拘る生活は合いません
実際に拘った生き方はしていないと思います
一生懸命野球の道を追求した結果として
名誉も地位も財産も後から付いて来たものでしょう
・星の組合せ
三分法においては
有意識の星には現実的な星の組合せが良いでしょう
無意識な星には精神的な星の組合せが良いでしょう
例えば天将星が鳳閣星と一緒になっても
そのパワーを充分には発揮しかねるという事で
消化し難くなります
イチローさんの中年期は
精神性の星が並んでいますが
有意識の星である天南星との組合せになっています
学問の星(玉堂星)や伝達の星(調舒星)が
有意識である天南星と組んでいるので
中年期の学問や伝達が
純粋な学問や伝達ではなく
現実的実践的な学びや教えという姿になるでしょうね
中年期に考えられるのは
現場(アマチュア?学生?)の指導者でしょうか?
天南星ですから若々しい選手たちとの縁がありそうです
技術や心構えの伝承(伝達)
又その為の具体的方法論も学ぶ事でしょう
晩年期は現実性の星と無意識の星の組合せなので
生き方が中年期とは大きく変わるかも知れません