算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑳小林幸子さんを格法で見るとどうなるでしょうか

小林幸子(歌手)

1953.12.5生(66歳)女性

陰占       陽占

 癸 癸       調舒 天貴

      禄存 鳳閣 車騎

戊 甲 戊    天馳 調舒 天胡

丙 壬 庚  

     午未天中殺

 

・従生財格

陰占の干支の組合せの中で

特別な構造を「格」として取り扱います

これは格法という勉強になります

小林さんはある格になっています

 

先ず従生財格という完全格の説明をします

宿命の干支(二十八元は考えない)を

五行にします

日干から相生関係で気が流れているかを見ます

例えば

日干が金性であれば

金生水そして水生木と三段階で相生関係になっていれば

従生財格です

 

流れは三段階までです

日干が何かに相生されるのも除きます

同じものが複数あっても良いですが

日干は一つでないと駄目です

 

この事を踏まえて

小林さんの宿命を見てみましょう

 

小林さんは

金性1

水性3

木性1

火性1

という構造になっていますが

これを相生関係で見てみましょう

 

日干支の庚金(木性)から始まって

癸水二個に流れて

次に寅木に流れています

ここまでであれば

小林さんは従生財格になりますが

最後に相生ではありますが

巳火が余りますから

従生財格にはなっていません

 

・破格

小林さんの様に一つだけ余計なものがあって

完全格になりそこなっているものを

破格と言います

準じると言っても良いでしょう

なので小林さんの宿命の格は

「従生財格一点破格」と言います

単に「従生財格破格」でも良いです

 

破格であっても完全格に準じますから

運勢は強いです