算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑤久保建英選手を極微・極大論から考える

久保建英(19歳)2001.6.4生

陰占         陽占

戊 癸 辛         調舒 天禄

戌 巳 巳      貫索 龍高 龍高

辛 戊 戊      天庫 司禄 天禄

丁 庚 庚

戊 丙 丙  辰天中殺

 

・極微論と極大論

久保選手の人体図から話がそれます

私が算命学を学び始め

興味深かった項目の一つが

極微・極大論でした

ネットではあまり扱われていませんが

算命学の基礎部分になります

 

    \                       /

極微界→ 人間(日干極大界

          /                    \

 

地球を覆う宇宙の気を天気と言います

地上の気を地気と言います

人間は生まれる時にこの天地の気を受けて生まれます

この気が陰占の三つの干支です

(天干が天気、地支が地気)

つまり生まれた時に極微界から呼吸を吸う様に

気を取り入れたのです

 

また人間は気を受けるだけではなく

呼吸の様に気を極大界に吐き出して生きています

この吐き出された気が陽占の星です

 

極微界と極大界は原因と結果の関係です

陰占と陽占も原因と結果の関係です

 

極微界と極大界は人間を介して繋がっています

正確には自分自身を表す日干を通じてです

なので陰占の日干と他の干支の関係性から

陽占の星達が出て来るのです

 

・陰占の消化

算命学では陰占を陽占で消化すると言います

例えば陰占で守護神が〇と言っても

それだけでは意味がありません

その守護神を星・本能・五徳・人物に直して

具体的生活上の問題として対応しなければなりません

なので陽占を見ないと解けないのです

 

久保選手で言えば

陰占の癸水が守護神になりますが

陽占では司禄星として出て来ますから

堅実・魅力本能・財・妻などとなります

これらがキーポイントになるという事です