算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑪明石家さんまさんは母親縁が薄い宿命

明石家さんま(64歳)1955.7.1生

陰占        陽占

癸 壬 乙        鳳閣 天庫

亥 午 未     石門 禄存 車騎

甲 己 丁     天将 石門 天馳

壬 丁 乙

      子丑天中殺

 

・十二親干法を活用して人物を出す

先回の続きですが

守護神や忌神をどのようにして人物に直すのでしょうか?

十二親干法を使います

何度か取り上げているのでお分かりだと思いますが

陰陽と干合を用いて親族を探して行きます

基本は六親法ですが宿命内に無い場合には

幾つかの約束事に従って人物を出して行きます

 

先ずは自分を生んでくれた母親を探します

父親は直接探せないのです

母親の干合相手として父親を探して行くようになります

さんまさんは癸なので陰陽違いの生み出してくれる干が母親です

金生水なので庚金が母親です

宿命に無いので同じ金性の辛金を探します

それも無いですね

その場合は場所で取るしかありません

宿命内の母親の場所は年支です(父親の場所は年干)

なのでさんまさんの母親は年支にある己土です

(地支で人物を取る場合は蔵干の本元を使います)

 

母親を場所で取らなければいけないという事は

母親との縁が薄いという事を意味しています

実際に実母は三歳の時に病気で亡くなっておられます

その後小学校の頃に父親の再婚により

母親違いの弟と義理の母親と実兄の五人での生活になったようです 

 

では父親は何でしょうか?

己土の干合相手ですから甲己干合で甲木が父親になります

宿命内には甲は無くて乙が年干にありますから

乙木が父親になります

 

お兄さんは本人(さんまさん)の癸水の比和である壬水ですね

これは宿命内にあります

 

これで人物が出たので

次回は守護神の取り方を考えてみます

(人物と守護神の連結の為の準備です)